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オフィス空間に“⼼地よさ”を仕込む|アーティフィシャルグリーン施⼯アイデア集

アーティフィシャルグリーンで、オフィスに心地よさと洗練を。Before→Afterでわかる、小さな緑の大きな効果。
Before → Afterで⾒る、空間演出としてのグリーンの効果
アーティフィシャルグリーンは、デザイン性の⾼い空間づくりに⽋かせない要素のひとつ。
今回は、実際のオフィスシーンを例に、グリーン導⼊によって空間の印象や使い⽅がどう変わるかをご紹介します。
Case 1|無機質なエントランスを「迎え⼊れる空間」へ
(Before)
もともとはやや冷たい印象だったオフィスの⼊り⼝。
(After)
そこにゴムの⽊を⼀鉢加えるだけで、全体のトーンが柔らかくなり、訪れる⼈の緊張も⾃然と和らぐようになりました。エントランスは会社の“顔”となる場所。わずかなグリーンが、その印象を⼤きく左右します。
ポイント
🔹 無機質な空間に⾃然の要素を加えることで、バランスの取れた空間に
🔹 壁や床材とのコントラストでグリーンを引き⽴たせる
🔹 少量の設置でも効果が出やすいため、初期提案に組み込みやすい
🔹 照明やサインとの相性で、ブランドイメージを⾼める演出も可能
Case 2|会議スペースに「⾃然のリズム」を取り⼊れる
(Before)
洗練された家具が並ぶ会議スペース。
(After)
ここにグリーンを加えることで、空間に動きと奥⾏きが⽣まれました。素材感やラインの硬さを、グリーンの有機的なフォルムがやわらげ、このような落ち着いたナチュラル空間は、社内外のコミュニケーションを促し、柔らかな雰囲気の中で、よりオープンでクリエイティブな発想を引き出してくれるはずです。
設計・施⼯のヒント
🔹 ⾼低差をつけることで、空間に動きとリズムが出る
🔹 固定設置/移動可能など、使⽤⽤途に応じた柔軟な導⼊設計が可能
🔹 打ち合わせやプレゼンの場で、⾃然な空気感を演出
まとめ|“落ち着く空間”を仕込む、グリーンの演出⼒
✅ 植物の存在感が空間に柔らかさと温かみをプラス
✅ 環境⼼理的に、⾃然要素が⼈の集中⼒や安⼼感を⾼める
✅ メンテナンス不要で、設置後の管理コストも最⼩限
空間に⾃然のリズムを取り⼊れることで、働く⼈の満⾜度や来訪者の印象までも変わります。施⼯段階で“ほんのひと⼯夫”としてグリーンを提案することで、提案⼒・空間価値の両⾯で差がつくのではないでしょうか。